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うなぎといえば・・・【社長ブログvol.9】

業務用食材卸の関東食糧社長の食空間創造ブログ vol.9

うなぎといえば土用の丑の日。
由来などはこちらで詳しく紹介しています!

2021年の「土用の丑の日」はいつ?暑い夏にはうなぎでスタミナ!今年もうなぎ商品取りそろえています! | バイヤーセレクション (kanto-syokuryo.info)

全国各地の名物うなぎをご紹介!

うなぎはここ埼玉でも荒川や利根川が流れているため名物としている老舗がたくさんあります。浦和の駅前にはうなこちゃんというアンパンマンの作者がデザインしたキャラクターがあるほどです。

ここから私が食べてきた各地のうなぎのご紹介!

宮崎 うなぎのぬた


まずは宮崎で食べたうなぎのぬた。
白焼きを酢味噌で食べます。
蒲焼とご飯は別でとろろ汁もついてます。栄養満点ですね!

京都 きんし丼


続いては京都で食べたきんし丼。関西ではうな丼のことをまむしとも言いますね。
ごはんの間で蒸すからまむし。
こちらのきんし丼は錦糸卵からきているみたいですが出来立てを熱いまま出すということで切らない卵焼きをのっけるようになったとか。

福岡 柳川のせいろ蒸し


続きましては福岡の柳川のせいろ蒸し。
大人数の宴会の〆の食事でも熱々で出したい!と開発されたのが柳川のせいろ蒸し。こちらのせいろ蒸しも蒸したてなので熱々でボリュームも満点でした。

名古屋 ひつまぶし


名古屋のひつまぶし。そのまま食べて、2杯目は薬味をのせて、3杯目はお出しをかけて。三度おいしい食べ方ですね!

やっぱり埼玉のうな重!


そして地元のうな重。
さて、そんなうなぎですがなんで蒲焼というかご存じでしょうか?

なんで蒲焼?

うなぎは細長くてにょろにょろしていますよね。特に美味しいうなぎはまるまると太っていると思います。そんなうなぎを昔はぶつ切りにして串にさして焼いて食べていました。
これが蒲の穂(がまのほ)に似ていたため蒲焼といわれるようになったといわれています。

ガマの穂

 

今は蒲焼というとさばいたうなぎを串にさし、甘辛い醤油ダレでつけ焼きしたものを指しますがもともとはこの蒲の穂からきています。

関東と関西でうなぎのさばき方も違います

また、さばき方も関東は背開き、関西は腹開きと違いがあります。

これも諸説あるのですが関東は武士文化なので腹を切ることを避けたためとか言われています。

関東は腹を切るを避けるため

もう一つの理由は関東のうなぎは蒸して余分な脂を落とす工程があります。
関西は焼きのみのところが多いですね。

そのため関東では油の多い腹から油が落ちすぎないようにするために背開きになったということです。
私はこちらの説の方が有力だと思っています。
うなぎが長らく愛され食べ続けられているのはこうしたほうがおいしいという調理の工夫のたまものだからだと思うのです。
うなぎもこうやって書いているだけでよだれが出てきて食べたくなりますね。

煙だけでご飯が食える

「煙だけでご飯が食える」
そんな小話もありますね。
今年の夏もうなぎを食べて乗り切りましょう!

この記事を書いた人
臼田 真一朗

社会人スタートは味の素株式会社にて家庭用の営業!家庭用は神戸にてスーパーさんや問屋さん周りをしてました。関西の商いを学んでから、関東食糧へ入社。2013年から代表取締役しております。フードアナリスト1級、日本フードアナリスト協会理事、JSA公認ソムリエでもあります。食と仕事を通して皆さんの暮らしをより良くしていくために、より豊かで幸せな食空間を創造して世の中にわくわく、ウキウキ、いきいき、ドキドキを増やしてまいります!

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