中華調味料でメニューの幅を広げてみませんか?
4月20日は「四川料理の日」!
長野県富士見町に運営会社を置く「四川フェス実行委員会」が制定したもので、本場のおいしい四川料理をもっと日本に広めるのが目的。2019年に一般社団法人・日本記念日協会により、認定・登録されました。
◆日本では戦後まで四川料理へのなじみは薄かったようですが、日本における四川料理の父・陳建民さんが日本の味覚に合わせたアレンジを行ったことで全国に広まりました。
いわゆるエビチリも、陳建民さんが「乾焼蝦仁」という料理をアレンジしたものだと言われていますよね。
◆ちなみに…同実行委では2017年から、日本最大の四川料理のお祭り「四川フェス」を開催しています。新型コロナウイルスの影響で2020年・2021年は中止となりましたが、ことし2022年は3年ぶりに、5月14・15日に開催される予定です。
(注)2020年はオンラインイベントを開催
四川料理の特徴は?
中国の料理(中国料理)はフランス料理・トルコ料理とともに“世界三大料理”といわれますが、数千年の歴史と広大な国土を有する中国では、異なる風土の中でさまざまな料理が生まれました。
◆一口に中国料理といっても地域によって千差万別!現在、中国料理は北京・上海・広東・四川の4大料理、または8大料理に分類されます。
このうち四川料理は、中国南西部・四川省を中心に発達した料理です。
四川省は日本の面積より広く、人口は2020年11月時点で8,367万5,000人。中心都市(省都)成都市の人口は、東京よりも多い2,093万8,000人です!
◆四川料理といえば麻婆豆腐・エビチリに代表される“辛い料理”が有名ですが、単に刺激が強いだけでなく、辛さのバリエーションが豊富なのが最大の特徴です。
◆一般的に、味の種類は「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」の5つ“五味”といわれますが、四川料理の場合、五味は「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「辛味(辣)」とされます。そして、その辛味(辣)も6種類に分けられるそうです。
もちろん四川料理は辛さだけではありません。四川省は昔から“天府之国”(物産の豊かな土地)と言われ、独自の食文化を育んできました。「百の料理には百の風味がある」という意味の「百菜百味」という格言があるほどです。
「中国料理」と「中華料理」の違いは?
そもそも中国の料理(中国料理)を一つにくくるのも無理があるかもしれませんが…ところで「中国料理」と「中華料理」の違いってご存じですか?
【中国料理】中国で食べられている本格的な料理、各地域・民族グループのさまざまな料理の総称
【中華料理】日本人に合うようにアレンジされた“中国風料理”(焼き餃子、天津飯、ラーメンなど)
さまざまな中華調味料・香辛料そろってます~
日本は中国など各国・地域の食文化を吸収、アレンジして“日本独自の食べ物”を生み出してきました。
「KANTO EXPRESS」にも四川料理を代表する調味料「豆板醤」をはじめ、甜麺醤、芝麻醤、XO醤などさまざまな中華調味料・香辛料もありますので、取りそろえてみるとメニューの幅も広がりますよ!
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