11月23日は「カキの日」です~
カキといえば、別名・海のミルクとも呼ばれるほど栄養満点!
カキには運動能力やスタミナ向上につながるグリコーゲンが豊富に含まれています。
サクサクの衣で包まれたカキフライやグツグツのカキグラタン。
寒さが増すこれからの季節はカキ鍋を囲むのもいいですね。
「カキの日」は、2004年に全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)が制定しました。
全漁連は日本各地の養殖カキの消費拡大を図るために、1995年から隔年11月23日に「全国カキ・サミット大会」を開催していましたが、さらなる消費拡大を試みようとカキの日を制定しました。
毎年この日は全国各地で、採れたてのカキをふるまうなどの催しが行われています。
「勤労感謝の日」にも深い関係がある!
「カキの日」制定には、もう一つ理由があります。
11月23日といえば「勤労感謝の日」として知られています。
ですが、古くは五穀豊穣を祝う「新嘗祭」が行われていた日なのです。
日々働く人たちに感謝し、栄養分豊富なカキを食べて、勤労の疲れを癒してほしい、という意味も込めて、11月23日を「カキの日」に制定したのです。
「加熱用」はしっかり加熱を!
美味しいカキを食べる時、忘れてはいけないのは、食中毒やノロウイルスです。
カキなどの二枚貝は海中のプランクトンを吸収して主食としています。しかし、海中に漂う菌も一緒に吸収して蓄積してしまうため、生食の場合、食中毒が発生することがあります。
食中毒は通年発生していますが、特に冬場に多く発生しています。
「生食用」と「加熱用」の違いとは?
日本では、古くからカキを生で食べる習慣が根付いています。
実は「生食用」として出荷されるカキは、保健所の指導によって育ててよい海域が定められています。この定められた海域とは、排水が流れ込む河川から離れ、食中毒菌やノロウイルスの付着が比較的少ない生育環境であることを意味します。
「生食用」のカキは採取後約2~3日の間、浄化作業をした後に出荷されます。
逆に「加熱用」は、この指定された海域以外で育ったカキのことを指します。
そのため、食中毒菌が付着している可能性がある、ということです。それらの発生を防ぐために、しっかり火を通して殺菌しなくてはいけません。
カキにあたらないようにするためには?
「加熱用」のカキの場合、付着した食中毒菌は一般的に
85℃以上で1分以上加熱すれば死滅すると言われています。
「生食用」のカキは、菌の少ない海域で育ったとは言え、必ずしもあたらない、というわけではありません。体調が優れないときや、抵抗力の弱い高齢者や子どもが食べる場合は注意が必要です。
冬こそカキを食べるべし!
毎年カキの水揚げは10月~4月ですが、その中でも旬とされているのは12月~2月の冬の間とされています。
栄養分豊富なカキを食べて、日ごろの疲れを癒しませんか?
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