にんにくで精をつけよう!ついでに知識もチェック!
疲れがたまっているとき、体がだるいとき…「精のつくもの」を食べると元気がわいてくるような気持ちになりますよね。
にんにくは「精がつくもの」の代表格!
古くから世界中で親しまれてきたにんにくには、精力アップに必要な成分がたくさん含まれています。
コロナ禍のマスク生活で、にんにくの消費量も増えています。
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そんなにんにくについてまとめてみました!
にんにくパワーでピラミッド建設?
にんにくの原産地は中央アジアもしくは西アジア地中海沿岸と推定され、紀元前3,200年ごろには古代エジプトで栽培されていました。
当時は薬用として、ピラミッド建設に携わった労働者に“強壮剤”として使われていたとみられ、ピラミッドからは、にんにくの粘土模型・にんにくを食する労働者の絵が見つかっています。
ケガをしたら薄く切ったにんにくを貼ったり、すりおろしたものを塗ったりしていたということで「ピラミッドはにんにくの力で建てられた」といっても過言ではありません。
あのツタンカーメン王の墓からは、にんにくの鱗茎も見つかっています。
日本には奈良時代に伝わったようですが、長らく薬用として使われ、食用として広まったのは第2次世界大戦後のことです。食の洋風化に伴い栄養価の高い食材・香辛料として、さまざまな料理に使われています。
語源はガマン?ニオイ?
にんにくの語源には諸説ありますが“ガマン説”と“ニオイ説”を紹介します。
ガマン説
仏教用語「忍辱(にんにく)」から来たという説。忍辱は“さまざまな困難・プレッシャーに耐える、はずかしめを忍ぶ”という意味があり、精のつくにんにくは修行の妨げになるとして食べることが禁じられていました。
厳しい修行に耐えるためのスタミナ源として、こっそり食べていた僧もいた…なんてこぼれ話もあるようです。
ニオイ説
江戸時代の儒学者・貝原益軒は著書「日本釈名」の中で、にんにくを“にほいあ(悪)しくてに(憎)くむべし”としています。“にほいにくむ”が転じて、にんにくになったという説です。
生産地…世界は中国、日本は青森県!
世界のにんにく生産の大半(4分の3)を中国が占めていて、日本にも大量に輸出されています。
中国では古くから「にんにくに勝る薬・食べ物はない」といわれるほど珍重され、病気の予防・治療に使われてきました。
日本のにんにく生産1位は青森県で、国内出荷量の約7割を占めています。市場流通では国内産と中国産がおおよそ半分ずつとなっています。
栄養・成分は?
にんにくには炭水化物、食物繊維、ビタミンB群・リン・カリウムなどのミネラル類が多く含まれています。
にんにくの独特の香りのもとは「アリシン」という成分。殺菌・抗菌作用、食欲増進、ガン予防効果などがあり、ビタミンB1の吸収を助ける働きもあります。
「にんにくは精がつく」といわれる理由は、エネルギー代謝に必要なビタミンB1を活性化させ、代謝率を上げるためなんですね。
刻んだり、すりおろすことで細胞が壊れてアリシンが多く発生します。低温から炒めて、香り・うまみを引き出しましょう!
黒にんにくとは?
黒にんにくは通常の生の白いにんにくを熟成発酵させたもので、管理された温度と湿度の環境に数週間置くことで熟成して黒くなります。
熟成して黒くなったにんにくは“フルーティーにんにく”とも呼べる健康食品。糖度が増してドライフルーツのような食感。にんにく臭さはなく、甘酸っぱい香りが広がります。
生のにんにくを食べたときのような胃への刺激が少なく「S-アリルシステイン」「シクロアリイン」という成分が豊富に含まれています。また「ポリフェノール」「アミノ酸」などの成分が多くなり、免疫力アップ・疲労回復・健康促進などの効果が期待されています。
健康にいいからといって過度に摂取することなく、適度な量=1日2~3粒が目安です。
保存方法は…
丸ごと皮付きのにんにくは、常温・風通しの良いところで保存してください。
カットしたものでも1か月ぐらいは保存でき、そのまま使えるので便利ですよ~
まとめ(withデータ)
コロナ禍によりマスク・テレワークなど人と近距離で接する機会の減小、デリバリー/テイクアウトの普及で口臭を気にしなくてもいい場面が増えたことにより、生にんにく・にんにく調味料ともに消費量が増えています。
今夏行われた「コロナ収束後の行動に関する意識調査」では、約4割の人が“コロナが収束してもがマスクを着用する”という回答が寄せられたそうですが…
理由としては、感染症の心配を除くと「素顔を見せたくない」「顔を隠したい」「化粧が面倒」といった回答のほか「(口臭など)他者とのトラブルを避けたい」という回答もあったということです。
においを気にせずスタミナをつけたいという方も(特に女性に)多いようです。
にんにくを食べると“精がつく”といいますが…「精がつく」とは単に肉体的に元気になるだけでなく、やる気・粘り強さといった精神的な部分も含めた、心身ともに活力がみなぎっているエネルギッシュな状態のことです。
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いよいよ10月。2022年も第4コーナーを回り🏃最後の直線に入りました。
にんにくメニューで、お店もお客様もパワーをつけてラストスパート💨!
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