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トメイトー特集 part1 トマトのあれこれ調べました~

トメイトー特集 part1 トマトのあれこれ

日本人が好きな野菜1位の🍅トマト、種類も大きさもいろいろありますよね。

トマトは世界で最も生産・消費されている野菜なんだそうです。

食用トマトの歴史は意外と浅く、栽培され始めたのは西暦1000年ごろ。

日本に伝わったのは江戸時代ですが、食用になったのは明治時代以降、一般家庭の食卓に並ぶようになったのは戦後になってから。

そのまま食べても、サラダにしてもよし、料理の付け合わせなどにはもちろん、スープ・パスタのソースにも使われたりと、料理のジャンルを問わず大活躍!

そんなトマトのこと、あれこれまとめてみました。

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トマトはペルー原産!

🍅トマトは、南米ペルーを中心としたアンデス高原原産の植物。アンデス高原に自生している野生種が、人間・鳥によってメキシコに運ばれ、栽培され、食用になったと考えられています。

現在もアンデスに自生している野生種は、現在のミニトマトに近い形で、たくさんの小さな実をつける“チェリータイプ”です。

分類はナス目ナス科ナス属トマト種、大きくみるとナス・ピーマンと同じ仲間です~

日本には江戸時代に伝来しましたが、当時は🌱観賞用で、🥄食用となったのは明治時代にアメリカから野菜として紹介されてからです。

世界には1万を超える品種があり、日本では約240種類が栽培されています。品種によって、色・形・大きさ、味の特徴もさまざまです。

赤色だけでなく、黄色オレンジ緑色白色褐色縞模様のものもあり、カラフルなトマトは、サラダの彩りに使われることも多いですよね。

トマトの旬っていつ?夏野菜じゃないの?

トマトは露地栽培だけでなく、ハウス栽培も盛んなので1年を通して手に入ります。

今は栽培技術も進歩して、品質改良も進んでいますが、日本では昔から夏に多く収穫されることから“夏野菜”と思われがちです。

しかしながら原産地のアンデス高原は、日差しは強いものの清涼な気候で、トマトは本来、高温多湿が苦手な野菜なんです。

日本でトマトがおいしくなるのは「春~初夏」「秋~初冬」だといいます。

夏のトマトは生育スピードが早く、糖度が上がる前に収穫することになりますが、春~初夏・秋~初冬のトマトは、気温も高くなく比較的乾燥した気候の中でゆっくり生育するため、甘みが強く味も濃くなります。

もちろん夏のトマトはみずみずしく収穫量も多いので、“味の旬”春~初夏・秋~初冬“量の旬”といえるかもしれません。

トマトの語源・各地の呼び名は?

英名トマト(tomato)の語源は、メキシコ先住民のナワトル語で“膨らむ果実”“ホオズキの実”を意味する「トマトゥル」からきていると言われています。

メキシコではホオズキを煮込んで料理に使っていたことから、形がよく似たトマトも同じ名前で呼ばれたようです。

トマトにも和名があります。赤茄子(あかなす)、唐柿(とうし)、小金瓜(こがねうり) などと呼ばれます!

ヨーロッパでは当初、ポモドーロ=黄金のリンゴ(イタリア)、ポム・ダムール=愛のリンゴ(フランス)、ラブ・アップル=愛のリンゴ(イギリス)などと呼ばれていました。

なぜ🍎リンゴ?かというと…ヨーロッパでは価値の高い果物・野菜を“リンゴ”と呼ぶ習慣があったようで、イタリア語ではその名残で、今でもポモドーロと呼ばれています。

トマトの分類は…

たくさんの品種があるトマト、分類方法もさまざまです。

生食用と加工用

トマトは大きく“生食用”“加工用”の2つに分類されます。

◆生食用はピンク系トマトとも言われ、日本ではトマトといえばこちら。皮が薄く、サラダなどの生食用として使われるのが一般的です。

◆一方、加工用はレッド系トマトと言われ、味が濃厚で香りが強く、加熱するとうまみ成分が増すのが特徴。ケチャップ・缶詰などによく使われています。

レッド系はほぼ海外産で、国産の加工用に関しては農林水産省が決めた規格があり、契約栽培となっているため、市場に流通することはないとされています。

トマトを重さで分けると…

大きさ=重さを目安として分けられることもあります。(基準もいろいろありますが)

約200g以上のものが大玉。30~200g前後が中玉、30g以下のもの小玉

大きさ1㎝と超小粒のものはマイクロミニトマトに分類されます。

<大玉の代表選手が“桃太郎”>

日本で“トマトといえば桃太郎”といっても過言ではないほど、広く流通している大玉のピンク系トマト。甘みが強く、ほどよい酸味が特徴。

系列品種も開発され、今では20種類を超える“桃太郎系”があります。

「誰もが知っている、フルーツ感覚の名前にしたい」ということから🍑“桃太郎”と命名されたそうですよ。

大玉種には「桃太郎」のほかに「ファースト」「サターン」「麗夏」、加熱調理向けの「イタリアンレッド」などがあります。

<中玉はリコピンたっぷり!>

ミディトマトとも呼ばれる中玉種は、大玉と小玉をかけ合わせて作られた品種で、甘味があり皮が薄く食べやすいのが特徴で、リコピンもたっぷり含まれています。生食はもちろん、火を通してもおいしいトマトです。

人気が高い品種は「フルティカ」。酸味が少なく糖度が7~8%と高いのが特徴。ほかに「ソプラノトマト」「ルネッサンス」「レッドオーレ」なども人気!

<小玉は種類が豊富~>

ミニトマト・プチトマトとも呼ばれる小玉種は、その小さな実に、甘さだけでなく酸味・香りも備えています。

生のままサラダのトッピングに使うことが一般的ですが、味が濃いので、スープの具に使ったり軽い煮物にしたり、ミキサーにかけて火を通さないフレッシュソースにしても美味しく、夏の冷製パスタなどにもオススメです。

メジャーな品種は「千果」。糖度も高くリコピンは大玉の3~4倍!

卵型の「アイコ」も人気。皮が厚くしっかりとした歯ごたえ、甘みも強いのが特徴。
赤いもののほかに「イエローアイコ」「オレンジアイコ」もあります。

フルーツトマトって?

近ごろ人気なフルーツトマト。中には果物みたいに甘いものもありますよね。

農林水産省によりますと…フルーツトマトは品種名ではなく、一般的なトマトの品種を特別な栽培方法で作られた高糖度のトマトのことです。

トマトは小さく作るほど糖度が高くなる傾向にあり、水やりの量などを抑えて、小さく作って糖度を高めたものが、フルーツトマトとして出荷・流通しています。

水やりの量だけでなく、根が伸びる領域を制限したり、肥料の吸収を抑えることで、トマトにストレスを与え、糖分を蓄えさせることで甘みが増します。
糖度がどのくらい以上からフルーツトマトと呼ぶかは明確な基準がなく、それぞれの農家・産地・ブランドによって自主的に基準を設けていますが、7~8度以上のトマトをフルーツトマトと呼ぶことが多いようです。

一般的なトマトの糖度は3~5度ぐらいですが、中には🍈メロン並みの10度以上のものもあります♪

日本人は(外国人も)トマトが大好き!

種苗会社「タキイ種苗」の調査によると、2021年度「好きな野菜ランキング」の1位は「トマト」

13回の調査中、1位が12回という圧倒的な人気を誇ります!

カゴメの調査でも、子どもが好きな野菜ランキングの1位は「トマト」でした!

さらに…タキイ種苗が日本在住の外国人を対象に行った「日本の食文化に関する意識調査」によると“日本の野菜はおいしい”と思っている外国人が多く、「自分の国よりおいしいと感じた野菜」の1位は「トマト」でした。

「種類が多い」「新鮮で安全」「生で食べても甘くておいしい」などの意見があったそうですよ。

トマトは古くからある野菜ではありませんが、国民にこれほど愛され、かつ外国人においしいと思われている野菜はありませんよね♪

KANTO EXPRESSにはさまざまなトマト商品がありますので、ぜひ利用ください!

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