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こちらのネームが定着したせいか?(社内でも)本名を覚えてもらえない「くまぎし」です。
埼玉県が誇るブランド和牛「武州和牛」の生産牧場に潜入取材してきました!
生産者が愛情込めて育てた武州和牛、年末年始のメニューに取り入れませんか!
武州和牛とは?
武州和牛は「埼玉県産の和牛を広めたい」との思いから、平成15年に商標登録され誕生した和牛ブランド。本物の黒毛和牛の味わいを持つ埼玉のブランド農産物です。
北海道を中心に全国から良質な黒毛和牛を導入。埼玉の自然に恵まれた環境の中で、熟練した飼育農家が、牛がしっかりと育つ飼育環境のもと愛情込めて育てています。武州和牛組合によると、深谷市を中心に、現在20牧場が生産しています。
㈱長谷川牧場に潜入!
今回取材させていただいたのは、深谷市の「㈱長谷川牧場」さん。
約20年前から和牛の飼育をはじめ、現在は…ご家族とスタッフの皆さんで約500頭の牛を育てています。深谷市とお隣の美里町に牛舎を構えています。
写真中央が、代表取締役の長谷川聖一さんです。お隣が奥さん。
以前は素牛(もとうし)=肥育前などの仔牛を市場で購入して育てていましたが、現在は素牛も購入しつつ、繁殖・育成も行う“一貫経営”を手掛けています。
自分たちで繁殖・育成することで、高品質の牛を生産できるのはもちろん、素牛の購入コストなども抑えることができます!
長男・拓巳さん(写真左)は肥育、次男・周平さん(写真右)は繁殖を担当しています。それぞれ大学で専門知識を学んだり、産地で修業したりして、現在は2人の知識×聖一さんの経験を生かして、高品質の武州和牛“長谷川ビーフ”を生産しています。
これまでに「農林水産大臣賞」「埼玉県知事賞」など数々の賞を受賞していて、その肉質は海外にも認められ、年間約100頭を海外に輸出しています。
ちなみに三男さんは、武州和牛をメインとした自社牧場直営の焼肉店を経営しているそうですよ~
ポイントは“腹づくり”!
仔牛は、母牛の初乳を飲ませたあとに、粉ミルクを与えて育てます。
その後、固形ペレット・稲わらなどを食べさせて腹づくり。
良い牛を生産するためには、育成段階の後期~肥育段階の前期で、しっかりと飼料が食べられる“良い腹づくり”が必要なんだそうです。
腹ができている牛は、肥育したときに飼料をたくさん食べます。
もちろん腹づくりには飼料の量だけでなく栄養価も大切です。栄養価の低い飼料だけでは腹づくりができないばかりか、それ以外の発育まで影響を及ぼしてしまいます。飼料の配合もポイントです。
長谷川牧場はもちろん武州和牛の生産牧場はいずれも、基礎となる腹づくりには力を入れているとのことです。
好きな仕事だから頑張れる!
牛は暑さに弱いので、どの牛舎にも大型扇風機が設置されています。
夏は暑さ対策、冬は強風対策、飼料をしっかり食べているか、体調に変化がないか…常にチェックしています。
取材したのは夏の暑い…暑いどころか猛暑・酷暑の日。長谷川さん一家・スタッフの皆さん、汗をびっしょりかきながら牛の世話に当たっていました。
長男の拓巳さんは‟大変なことも多いけど、好きな仕事なので頑張れる。力を合わせてより良い武州和牛を生産していきたい”と話してくれました。
愛情込めて育てた武州和牛、ウマいに決まってます!
ステーキに、すき焼きに、ローストビーフに、牛煮込みに…
(ヤバイ、想像するだけで倒れそう)
埼玉県が誇るブランド和牛!関東食糧イチオシの「武州和牛」!!!
クリスマス・年末年始の特別メニューにぜひご利用ください~
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