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土用の丑の日 うなぎあれこれ~其の参

土用の丑の日 うなぎあれこれ~其の参

暑さが本格化する7月。この季節にスタミナ食として食べたいのがうなぎ

日本には「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣があります。

ことし2022年は、土用の丑の日が2回あります。そんな土用の丑の日のこと、うなぎのことをまとめてみました。【其の参】

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うなぎの供給量は?

土用の丑の日が近づくにつれて「うなぎが足りない」「漁獲量が減っている」「価格が高騰している」というニュースを目にします。

うなぎ供給量の歴史をひも解くと…国内養殖がメインだったうなぎの輸入が始まったのは1973年(昭和48年)から。高級品だったうなぎが、庶民でも気軽に食べられるようになりました。

国内供給量は1985年(昭和60年)ごろから、中国からの輸入増に伴い急増。2000年(平成12年)には、供給量・輸入量ともにピークを迎えました。(2000年 供給量:15万8,000トン/輸入量:13万3,000トン)

ところが、ヨーロッパうなぎが急激に減少したため、2013年(平成21年)には(ワシントン条約で)貿易取引が制限され、ピーク時の3分の1以下になりました。

その後、やや回復してきましたが、2021年(令和3年)の国内供給量は6万2,926トン、輸入量は4万2,290トン。

中国国内でも需要が高まる上、ロックダウンの影響で一時、空輸もストップしたことなどから、中国産の価格も上昇しています。

国内生産量は?

養殖に関しては、1989年(平成元年)の3万9,700トンがピークで、近年は2万トン前後で推移。去年は2万573トン。

都道府県別では、鹿児島県がトップで40%前後、次いで愛知県、宮崎県、静岡県…この上位4県で全国の90%以上を占めています。

ここ数年は、うなぎの稚魚“シラス”の漁獲量にも影響を受け、記録的な不漁もあり、生産量は落ち込んでいます。

ことしは3年ぶりの不漁ということで「土用の丑の日」への影響を心配する声も…

ちなみに…国産の天然に関しては、1961年(昭和36年)の3,387トンがピークで、去年は供給量のわずか0.1%=63トンでした。国産天然うなぎは庶民の手の届かないところに(涙)

返礼品でも人気!

うなぎは最近、6月の「父の日」ギフトとしても人気ですよね。

「スタミナを付けていつまでも元気に」のメッセージで選ばれることも多く、楽天市場の“父の日ランキング”ランキングでも上位。

また、ふるさと納税サイトの返礼品ランキングでも人気を集めています。

「土用の丑の日 うなぎあれこれ」 其の四に続きます!

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