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埼玉県といえば…うどんは外せないでしょ!ダイバーシティ? 其の②

埼玉県といえば…うどんは外せないでしょ! 其の②

埼玉県は全国2位のうどん県

小麦の生産も盛んで古くから郷土料理として小麦粉を使ったうどんの食文化が育まれています。そんな埼玉×うどんについて掘り下げてみました。

埼玉のうどん文化、最大の特徴は…

埼玉県のうどん文化の最大の特徴は地域ごとに特色あるうどん・食べ方があること。各地に“ご当地うどん”があり、その数は約30種類にも及びます。いくつかご紹介すると…

加須うどん

300年以上の歴史を誇る手打ちうどん。「足踏み」「寝かせ」などの作業を重ねることによるコシの強さとのどごしの良さ。夏場は細うどん、冬場はひもかわうどんと季節によって太さを変えたりするのも特徴。水洗いした冷たいうどんに、あっさり味の冷たいつゆという組み合わせが基本スタイル。

6月25日は「加須市うどんの日」

加須市が郷土料理であるうどんの魅力をPRして、産業振興と地域活性化を図ることを目的に制定。うどん販売店・飲食店などで「加須うどん」のPRキャンペーンを行います。

くまぎし太郎
くまぎし太郎

日付は、加須市内の不動ヶ岡不動尊總願寺に加須名物の「饂飩(うどん)粉」を贈られた舘林城主からの御礼状が残されていて、そこに6月25日の日付が記されていることからだそうです。

熊谷うどん

地場産小麦をふんだんに使い、香り豊かで食感がツルツル・モチモチ!熊谷市は日本の小麦生産技術の功労者“麦翁”権田愛三の生誕の地でもあります。

こうのす川幅うどん

鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなんで誕生したご当地うどん。麺幅は5センチ以上、強めのコシとモチっとした食感が特徴。インパクトだけでなく食べ応えも日本一!?

肉汁うどん

埼玉県西部と東京都多摩地域と埼玉県西部の郷土料理。「武蔵野うどん」とも呼ばれます。ダシが利いたしょうゆ味の温かい肉汁に冷たいうどんをつけていただきます。

冷汁うどん(すったて)

大宮市・加須市・川越市周辺で主に夏の家庭料理として食べられる郷土料理。農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれています。みそ・ごま・砂糖をすり鉢ですったものに、大葉・みょうがなどの薬味を入れ、冷水・だし汁で伸ばしたつゆでいただきます。

埼玉県のうどんはダイバーシティ!

各地のご当地うどんをいくつかご紹介しましたが、地域ごとに特色あるうどん・食べ方がある埼玉県のうどんは“ダイバーシティ”(多様性)が特徴!

埼玉県産業労働部観光課ではこのほど、埼玉が誇る多種多様なうどんと観光地を絡めて埼玉の魅力を紹介するフリーペーパー『うどん共和国さいたま』を発行!ダイバーシティな埼玉のうどんを知ることで、新メニュー開発のきっかけになるかもしれません。

(フリーペーパー『うどん共和国さいたま』の表紙)

レインボーウドン?

バイヤーセレクション編集部では“レインボー”が密かな?ブームとなっていますが、うどんにもレインボーがないか検索したところ…ありました!

「テーブルマーク」さんのサイトに「レインボーサラダうどん」が!!!

「テーブルマーク」HPより

これを参考にするなどして、埼玉のうどん×埼玉の食材×埼玉のダシ・タレを使えば「オールサイタマラーメン」ならぬ「オールサイタマレインボーウドン」ができるかも!?

埼玉県といえば、うどんは外せないでしょ!夏を前に、地元の食文化も取り入れながらオリジナルの冷やしうどんメニューはいかがでしょうか?

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