
卵の価格高騰が続いています
正月のあいさつ記事で臼田社長も書いていましたが、依然鳥インフルエンザの影響による卵不足の状況が続いていますね。
「物価の優等生」と呼ばれてきた卵ですが、JA全農たまごが統計の公表を始めた1993年以降では最高水準の価格となっているようです。なぜここまで値上がりしてしまったのでしょうか。
卵不足の原因は?
鶏インフルエンザによる殺処分

今回の卵不足の最も大きな要因は、高病原性鳥インフルエンザによる大量の殺処分です。日本では数年に一度鳥インフルエンザが発生しますが、今シーズンはスタートも早く過去最大規模のペースで感染が拡大しており、すでに1400万羽を超える鶏が殺処分されています。
特に鶏卵用の鶏は一か所に多数まとめて飼育されているため蔓延率が高く、卵への影響が大きくなっています。
とうもろこしの高騰

卵の値上がりには鶏のエサとなる「トウモロコシの高騰」も実は関係しています。トウモロコシの値上がりについても、社長ブログで過去に触れていました。
鳥インフルの発生以前から、トウモロコシなどの穀物の相場上昇によって鶏のエサが値上がりしていました。それによって採算が取れなくなった生産者が、卵の生産量を抑えておりその結果卵の価格が上昇していました。
ウクライナ戦争
さらにそのトウモロコシの高騰の原因にさかのぼると、ウクライナ戦争がその一端にあります。上記のウクライナ戦争の記事でこちらも解説していますが、ロシアとウクライナの穀物生産量が高いことで、穀物相場に影響を与えていました。
このように様々な要因でもともと値上がり傾向のあった卵ですが、今回の鳥インフルエンザによってさらに大打撃を受けて過去最大の値上がりとなってしまったのです。
卵加工品にも影響が出てくるかも・・・

卵は安価に動物性タンパク質が摂取できる、国民の健康には欠かせない食品です。農林水産省も、採卵鶏の飼養期間の延長など安定的な生産確保に向けて全力で取り組んでいるようです。しかし、先行きが見えず不安に感じている方も多いのではないかと思います。
農水省によると現時点で家庭用の卵は十分に確保できているとのことです。ただ家庭用向けの卵の供給を優先していることで、卵加工品の供給が少なくなってきているようです。
卵加工品や卵を使った菓子類(パン、ケーキ)調味料(マヨネーズ)などにも影響が出始めてきている状況です。
私たちにできることは?
卵を使用している飲食店の皆様にとっては大変大きな打撃だと思います。
暫くは卵をあまり使わないメニュー構成を考えたり、使えるものは代替品を使うなど、知恵を絞ってできることを考え、何とか乗り切るしかない状況です。
大手コンビニやスーパー等でもサラダやサンドイッチなどの卵の量を減らしその分野菜を増やすなど、すでに対策が行われています。
卵がメニューに欠かせずどうしても材料費を削るのが難しい場合は、メニュー価格の改定も考慮する必要があるかと思います。
メニュー価格の改定についてはこちらの記事で解説しております。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今後の先行きは不透明ですが、鶏関連の商品については、これからも動きを注目していきたいところです。
先日も卵不足の中、少しでもお役に立てればという思いもあり、祝日特売にてマヨネーズの特売を行いました。今後も関東食糧として皆様にできることはないかしっかり考え、一緒に頑張っていきたいと思います。








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