日本で流通する食鶏は「地鶏」「銘柄鶏」「ブロイラー(若どり)」の3種類に分けられます。中でも地鶏はとっても希少なんです!
それぞれの鶏のこと、そしてオススメの地鶏商品をご紹介します。
地鶏は極めて希少な食材!
「地鶏」の定義は日本農林規格(JAS)で決められています。地鶏の条件は大きく4つあり、これらをすべてクリアしたものだけが「地鶏」として認定されます。
(「地鶏肉の日本農林規格」より)
地鶏は鶏本来の旨みとコク、適度な歯ごたえが特徴で、特にユネスコの世界無形文化遺産である和食には欠かせない食材となっています。
地鶏は全国に約65種類ありますが、その流通量は肉用鶏のわずか1%!極めて希少な食材と言えます。
埼玉にも「彩の国タマシャモ」があり、こちらはKANTO EXPRESSでもお求めいただけます。
銘柄鶏はアピールしやすい食材
「銘柄鶏」は地鶏のような厳密な規定はありませんが、生産者が独自に飼料・飼育方法など工夫してこだわりを持って生産した、いわばブランド品質の鶏。全国に100種類以上あります。赤鶏の両親を持つ「赤系」と、ブロイラーと同じ「若鶏系」に分類されます。
価格は地鶏に比べて手ごろで、飲食店にとっては使いやすく、アピールしやすい食材と言えます。KANTO EXPRESSでも「伊達鶏」「フランス赤鶏」「桜姫」など、各地の銘柄鶏を揃えています。
地鶏のしゃぶしゃぶはいかがですか!
鶏肉は豚肉と並んで、世界で最も食べられている食肉。唐揚げ、チキンカツ、焼き鳥、照り焼き、チキンカレー、チキンソテー、親子丼、油淋鶏…煮ても焼いても揚げても蒸しても、和風にも洋風にも中華にもエスニックにも欠かせません。
そんな中で、まだまだ珍しい食べ方と言えるかもしれないのが「鶏肉のしゃぶしゃぶ」!
しゃぶしゃぶは(説明不要かもしれません…)薄切りにした肉などの具材を、熱々のダシ汁にサッとくぐらせ火を通して、タレにつけて食べる料理。火を通す時間が短いため、肉本来の旨みジューシーさを逃さず味わえるので、上質な肉を味わうには理想的な調理法と言えます。
つまり…旨みとコクがあり、臭みがなく、適度な歯ごたえが特徴の地鶏を味わうには、しゃぶしゃぶはベストと言えるかもしれません。
こちらは福岡の地鶏「博多地鶏」のももをしゃぶしゃぶ用にした商品。
「博多地鶏」は福岡の郷土料理である水炊き・筑前煮に適した地鶏として開発され、地鶏ならではの噛みごたえに加え、きめ細やかでサクッとした歯切れの良さ、噛むほどに増す旨みが特徴です。
お店のしゃぶしゃぶメニューのラインナップに加えてみませんか!
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