「酢」あれこれ~③酢の効果は?
「酢」は昔から“カラダに良いもの”とされてきました。
調味料としてだけではなく、生活の知恵として、また最近はヘルシーな飲料としても親しまれています。
そんな「酢」について、あれこれまとめてみました。
酢の効果は?
酢の効果は上記のように、食後の血糖値上昇抑制、体脂肪・内臓脂肪の減少、高めの血圧を下げる、疲労回復・食欲増進、カルシウム吸収を助ける…など。
料理に使うと、肉・骨をやわらかくしたり、食品の色を鮮やかにしてくれます。
素材のアクを抜いたり、いやな匂いをとったりもしてくれます。
また味を引き立たせ、コクが出るため、塩の使いすぎを抑えることもできます。
減塩メニューにも酢は効果的です。
食だけでなく生活にも役立つ!
酢は、おそうじにも使えて便利です!
酢の主成分である「酢酸」には、雑菌の増殖を抑える効果が期待できます。
酢は酸性なので、アルカリ性の汚れを落とすのに適しています。酢と水を1対1の割合で混ぜて、市販のスプレーボトルに入れて、汚れが気になる部分にシュシュっと吹きかけ…あとは布で拭き取ったり、スポンジでこすりましょう。生ごみにスプレーすれば、イヤな臭いも抑えられます。
キッチン・お手洗い・壁・フローリング・畳とさまざまな場所に使えますが、床・壁の材質によっては、酢の効力が悪影響を及ぼすおそれもあります。大理石などを傷める原因にもなりかねません。
酢にはたくさんの種類があり、それぞれ若干成分に違いがあるので、そうじに使う場合はあまり特殊なものは使わず、米酢・穀物酢のような一般的な酢が良さそうです。
また酢と漂白洗剤を併用(混ぜたり)すると化学反応が起きて、有毒ガスが発生するおそれもあるので十分注意が必要です。酢特有のにおいが残る場合もあるので、その辺も考慮しましょう。
飲料用の市場拡大!
そんな酢ですが、日本食糧新聞の記事によると、飲むお酢の市場規模が、調理用を上回りつつあるそうです。
飲料用は年々、市場規模を拡大しています。
「美酢」の大ヒットにより、去年は調理用と僅差まで迫ったということなので、もしかしたらことし、飲むお酢の市場規模が調理用を上回るかもしれません。
酢で元気に!
「Mizkan」ではことしから「みんなのお酢活」プロジェクトを開始。毎日15ml摂取することによる健康増進を図る狙いです。
まとめ~
これから夏を迎え、暑くて疲れて食欲が…という方もいるかもしれません。
酢には疲労回復・食欲増進の効果もあります。酢を使ったスタミナ料理を食べたり、飲むお酢を取り入れるなど、夏バテ予防に「酢」を活用しましょう!
「酢」あれこれ 最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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