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鍋の季節到来!忘年会シーズンに向けて鍋料理についてまとめました~その1 鍋料理の歴史・種類~

鍋の季節到来!鍋料理あれこれ~その1

2022年11月7日は「立冬」。暦の上では冬の始まりです。

都市部はこれから🍁🍂紅葉という感じではありますが、朝晩は寒くなりました。寒い季節には🍲鍋料理が食べたく、恋しくなりますよね。

日本各地にはその土地の食材・風土に合った鍋料理が数多くあり、100種類以上とも言われています。そんな鍋料理のこと、あれこれまとめてみました~その1です!

鍋料理の歴史

鍋料理の始まりは非常に古く、土器が発明された縄文時代と言われています。縄文~弥生時代には、食べ物を入れた土器を火にかけて煮炊きする習慣があったようです。

そのままでは硬くて食べにくいものも、火を通すことでやわらかく消化しやすくなるので、上手に栄養をとるとともに、調理することで旨みが増すことを学んだんでしょうね。

ただし日本は古くから、各自が自分の膳で食事をする“銘々膳”が一般的だったため、煮炊きしたものは取り分けられ、現在のような“鍋を囲む”スタイルが普及したのは卓袱(しっぽく)料理が登場して以降=江戸末期~明治ごろだということです。

卓袱料理:大皿に盛られた料理を、円卓を囲んで食べる長崎の郷土料理

くまぎし太郎
くまぎし太郎

江戸時代に人気があったという「どじょう鍋」「すっぽん鍋」「湯豆腐」などは、言われてみればどれも小さいサイズの鍋ですよね。江戸時代の都市部では、小さい鍋を七輪にかけて煮込みながら味わう“小鍋仕立て”の料理が人気だったそうですよ~

コロナ禍の今は「一人鍋」が定着しつつありますが、ある意味、以前のスタイルと言えるかもしれませんが、でもきっと近いうちに“みんなで鍋をつつく日”が戻ってくるはずです!

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日本の鍋は100種類以上!?

(一財)日本味覚協会によると鍋料理は100種類以上とも言われています。

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日本全国の鍋料理が楽しめる“ご当地鍋コンテスト”も人気ですよね。

埼玉県和光市でも日本最大級のご当地鍋料理コンテスト「ニッポン全国鍋グランプリ」が行われてきましたが、来年(令和5年)は和光市を中心とした事業所・団体による鍋イベント「(仮称)和光鍋グランプリ」が1月29日(日曜日)に開催される予定です。

2024年鍋イベント「わこうのほっこり鍋」開催! - 和光市商工会
2024年鍋イベント「わこうのほっこり鍋」開催! - Wako Society of Commerce and Industry

すき焼きも鍋料理~

すき焼きは鍋料理なのか?という意見もチラホラありますが、goo辞書などで検索すると“すき焼きは牛肉を豆腐・ネギなどと一緒にタレで煮焼きしながら食べる鍋料理”とありますので、まぎれもない鍋料理!

すき焼きは関東と関西で調理法が異なるのはご存じだと思いますが、その歴史は意外と浅く江戸末期ごろ。

◇関東風:しょうゆ・砂糖・酒・みりんなどをベースにした割り下で、肉と野菜を同時に煮る
◇関西風:まず肉を焼き、しょうゆ・砂糖で味を調え、その後に野菜を入れる

割り下を使うかどうかが、関東風と関西風の大きな違いですね!

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日本では6世紀の仏教公伝以来、政治と仏教と稲作が結びつき、公には肉食が禁じられてきましたが、人々はこっそりとイノシシ・シカ・カモ・牛といった肉を食べてきました。また滋養の「薬」として肉が食べられるなど、庶民の食には絶えることなく肉食が存在していました。

そして明治に入って肉食が解禁・推奨されると、文明開化の象徴として一気に肉食文化が広まりました。東京・横浜に「牛鍋」を出す専門店が次々と登場、庶民の間で牛鍋ブームが巻き起こります。

くまぎし太郎
くまぎし太郎

「牛鍋」は鉄製の鍋で牛肉とネギを煮た料理で、味噌またはしょうゆ仕立ての和風の味つけだったため、西洋料理に不慣れな庶民にも受け入れやすいものだったようですよ~

ところが…1923年の関東大震災で関東の牛鍋店は大打撃を受ける中、関西のすき焼きが関東に伝わり“関東風すき焼き”が生まれるとともに、呼び名も「すき焼き」で統一されていきました。

今では、寿司・天ぷらと並んで日本を代表する料理として世界中に知られているのは言うまでもありません。

ちなみに“すき焼きの肉”といえば牛肉が定番ですが、北海道では豚肉のほうが多いそうです。ブランド豚・銘柄豚を使ったすき焼きも良さそうですね!

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忘年会といえば、やっぱり鍋ですよね!

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