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【社長ブログvol.27】円安の影響がかなり出てきそうですね。

ちょっとバタバタしていてブログの更新に間が空いてしまっていたら、あっという間に🌞真夏のような季節になってしまいました。

臼田社長
臼田社長

こんな時は冷たいビールを飲んだり、冷やし中華・かき氷などが食べたくなりますね。

弊社でも夏に向けた企画が満載となっていますので、どうぞチェックをお願いいたします♪

値上げが加速しそうな勢いです。

さて、こちらのブログでも昨年の7月くらいから(もう1年たつんですね~)「値段が上がってきていますよ!」と書かせていただきましたが、さらに値上げが加速しそうな勢いです。

今回の価格高騰を少し振り返ってみると…

臼田社長
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大豆・菜種・コーンなどの穀物相場の上昇から始まりました。

この時の理由は…

中国の消費が堅調だったこと。初期の段階ではゼロコロナ政策が功を奏して中国経済は安定しており消費が旺盛だったことと、国家備蓄を増やしていたことで穀物需要が増加していた。
②カナダなどの天候不良もあり菜種の価格が上昇、過去最高を記録。その天候不良による物流の混乱も生じて、さらに拍車がかかった。
ロシアがウクライナに侵攻してウクライナ産・ロシア産の農産物がどうなるかわからなくなり、小麦・油関係の価格がさらに高騰した。
④コロナで港湾などがロックダウンなどして、職員が解雇されるなど混乱が生じて、需要が回復しても従業員が戻らず、大幅な遅延・港湾作業賃の上昇・船代金の大幅な上昇などが起きている。
⑤ロシア産の天然ガス・石油などの資源を輸入しないことを欧米各国が表明したため、エネルギー価格が大幅に上昇。石油・石炭・液化天然ガスなどのエネルギーコストが上がり、さまざまな業種・業態に影響が出てきている。
⑥東南アジア・中国のロックダウンの影響で半導体・工業製品の生産が滞り、さまざまなものに影響が出始めている。中国のロックダウンについては、まだまだ影響がどのくらいあるかわからない状況にある。
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急激な円安…要因は?

そして、今回のお題の急激な円安です。

少し前までは105円くらいで落ち着いていた円。昨年くらいから円安が進み、特にこの4月以降は急激に円安が進み、1ドル135円を付けています。(2022年6月27日現在)

これはアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が急激なインフレを抑えるため金利を上げているからです。今回の利上げでは0.75%引き上げられました。

今は民主党のバイデン大統領なのでFRBには強く言わないため、インフレを抑えるためには少しくらい景気の腰折れがあっても利上げを優先しているというところです。

臼田社長
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もしトランプ氏が大統領だったらTwitterでFRBを批判して利上げすることになっても、ここまで大幅な利上げはしなかったと思います。

日本は相変わらず金融緩和を続ける姿勢を崩していないので、日米の金利差が広がり、円を売ってドルを買う動きが加速しています。

日本は長くデフレが続いたこともあり、このところインフレにふれてきていますが、欧米に比べるとまだまだインフレ率が低いので(欧米7~10%、日本2~3%)、もう少し金融緩和を続ける方針となっています。

日銀の黒田総裁も就任以来「デフレを克服して2%程度のインフレを目指す」と言っており、ようやくインフレになってきたところなので、もう少し様子見ということでしょう。

臼田社長
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ということは、円はしばらく135円~140円前後で推移すると思います。

つまり…少し前にアメリカで1ドルで売っていたものは105円くらいでしたが、今は135円になるということです。

臼田社長
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輸入品はこれから先しばらく、20~30%ぐらい上がってしまうかもしれません。

すでにヨーロッパからの輸入品は、ロシア・ウクライナの影響、イタリアの豚熱の影響、ひまわり油不足からの植物油の高騰、包装資材などの資材関係の高騰により、大幅に高くなってきています。

また物流の混乱などで、まだまだ思わぬものの欠品・品不足が出てきそうな感じです。

“インフレへの考え方”頭の切り替えが必要!

ここで大事なのは、今までの“デフレでの考え方”から“インフレへの考え方”へどう切り替えるか、つまり頭の切り替えが必要だということです。

これまでは、デフレの経済の中で、いかに魅力のある商品を安く提供していくのかの競争でしたが、これからは価格がどんどん上がっていく中で、どう魅力のある商品をお客様に提供していくことができるかが重要となってきます。

この前のニュースで“牛丼3社の並盛の価格が400円を超えた”とありました。

これは20年ぶりのことなんだそうです。ここで皆さんにも考えていただきたいのが、日本以外の先進国だったら、20年前に400円だった牛丼は、今いくらぐらいになっているのか…ということです。

臼田社長
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少なくともアメリカでは、600~800円になっていることでしょう。

つまり、それだけ日本はデフレの中で、安くして頑張りすぎてしまったということではないでしょうか?

そういう意味では、今20年ぶりに牛丼が400円になりましたが、ほかの先進国から見たらまだまだ安くて、あと200円・400円ぐらい上がって初めて同じくらいになるということだと思うのです。

ですので…やはりこのインフレ時では柔軟に価格を変動】させることができ、また価格を上げるためのメニューの見直し】をしていく、【新商品を投入】していくということがとても重要だと考えます。

私たちも、デフレからインフレへ対応した提案をしっかりさせていただこうと考えております。ぜひこれからも「バイヤーセレクション」のチェックをよろしくお願いいたします。

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